
44歳から更年期が始まった私の経験談
こんにちは、masamiです。
更年期症状って、言葉は聞いたことがあるし、突然暑くなったり、めまいがしたりするという程度は知ってる人が多いかも知れません。
具体的にどんな症状があるのかというのは、検索したら載ってるのですが、その症状が起こった時に世の中の女性たちが、その症状をどんな風に感じて、どんな風に対処してるのかといった気持ちの部分や行動についてはあまり知ることが出来ないことないですか?
更年期に突入し始めた時って、先に経験してる人の具体的な体験談が知りたかったりします。
私は知りたかったのですが、なかなか見つけられませんでした。
なので今回は、私が体験した現象をお伝えすることにしました。
Contents
(1)最初に現れた更年期の症状はホットフラッシュ
44歳になった一ヶ月後にホットフラッシュを体感しました。
真冬の1月の電車に乗ってる時に突然カーっと暑くなって、頭の髪の生え際あたりや、おでこに大量の汗があふれ出ました。
これが最初の現象でした。
でも、この時はまだ44歳になったばかりでした、更年期症状で苦しむのは50歳ぐらいと思ってたので、その当時はまだ関係ない年齢と思って、この汗があふれ出る症状がホットフラッシュとは思いもしませんでした。
その当時は、土日スポーツジムで運動してましたし、毎日駅まで20分かけて歩いて通勤してましたし、いつも駅に着いて止まったら暑くて汗が出てたので、それにプラス汗の量が増えた感じだったので、ウォーキング効果が出てきて代謝がアップし始めたのかと思ってました。
それにしても、定期的にカーっと暑くなるのが何度か襲ってくるのが続き、その暑くなるなり方が
普通の運動の時の汗の出方とちょっと違ってたので、「ん??ひょっとして、これって更年期?」と思い、カーっと暑くなる時間を記録してみたんです。
こんな感じでした。
2015年3月18日→8:37 / 9:25 / 10:16 / 12:01 / 13:41 / 17:10 / 19:41 / 20:39 / 21:30
3月19日→8:29 / 11:01 / 12:00 / 15:41 / 16:41 / 18:05 / 20:00
このホットフラッシュの現象が現れたのと同時に生理も来なくなりました。

❶ホットフラッシュになるようになってからの必須アイテム
必ずタオルハンカチを持参
汗ガダラダラ滝のようにあふれ出ます。
出る量が普通ではない感じです。
なので,拭かないと暑さがマシにならず、さらに暑くなり汗が出ます。
拭かない状態を周りの人に見られたら、必ず変な人か、体調不良でヤバい状態の人と思われてしまうほどです。
汗を拭かずにそのままにしてると、その汗が冷えてしまって寒くなって風邪を引きそうになってしまいます。
家を出るまえには、絶対にハンカチを持ったか確認する癖をつけれたら安全です。

扇子は年中持参
暑くなるのは真夏であろうが真冬であろうが、季節は関係なくいつでも突然襲ってきます。
その暑さを加速させないためにはセンスがものすごく役立ちます。
今では持ってないと慌てます。
カーっと暑くなった時に風を顔に当てるとものすごく気持ちいいんです。
不快な最中のこの風はものすごくありがたいんです。
不快指数を下げるためにはセンスは必須です。
水分がすぐに蒸発する素材の肌着・服を着る
汗が出たらしっかりと吸収してもらえるのはありがたいと思います。
ですが、ホットフラッシュの場合は、吸収されたあと、乾くのが早くないと、次は、汗が冷えて寒くて寒くてたまらなくなります。
これが冬だと冷たくて凍りそうな体感になります。
若い時は、デザインやカラーや似合うかどうかで服を買ってましたが、更年期の症状が出始めてからは、デザインやカラーも似合うかどうかもチェックしますが、それと同じぐらいチェックするのが素材です。
肌着と服の素材のチェックと、その組み合わせはいつも考えて着るようにしてます。

防寒対策をする
ホットフラッシュでカーっと暑くなったかと思うと、その次に必ず寒さが襲ってきます。
ややこしい体です。
そして、その寒さが、今までだったら耐えれてたのに、更年期の寒さは我慢出来ないと言いますか、我慢したくない感じなんです。
端から見たらわがままな人って感じです。
特に寒さを感じる箇所は、首・手首・足首と、二の腕です。
首・手首・足首はなんとなくわかるのですが、二の腕が冷えるっていうのは更年期ならではの冷える場所かなと思ってます。
若い時は半袖よりもノースリ姿で長時間過ごすことが多かったのに、今はノースリ姿でいるのは、
どれだけ暑い日でも、いつ寒くなるかがわからないので不安な感じです。
なので、だいたい何かしら防寒着を持ってます。
持ってて便利だと思えるものは、
★首にも巻けて肩に羽織える幅広のストール
★カーディガンなどの薄手の羽織りもの
★アームカバー(日よけだけではなく腕をあたためるために使う)

下半身についても若い時とは欲するものが変わってきてます。
特に、足首がすごく寒くなる時があります。
なので、ハイソックスを履くことが多くなりました。
20代30代40代初めぐらいまでは、ソックス類は運動時しかはかなかったですし、通勤時には無縁のファッションでしたが、今はハイソックスは、足を冷やさないようにしてくれて、汗をかけば汗を吸収してくれて快適に過ごせるのでうまくオシャレの工夫をしながら頻度多く履いてます。

・・・とまあ、こんな風にあれもこれも持つので、荷物が嵩張る日が多くなりました。
実際に使わないこともあって無駄に終わることもあるのですが、暑いと我慢出来ないし、ほっとくわけにはいかない状況になるし、逆に寒いと感じた時に、耐えれなくて我慢出来ない状態になるんです。
なので、重くて嵩張るとしても、使わないまま持って帰ることになったとしても絶対持ち歩くようにしてます。
❷ホットフラッシュは夜中も起こる
ホットフラッシュは、夜中であろうと寝ていても襲ってきます。
このホットフラッシュがきて、カァーっと急に暑くなって目が覚めると、布団をめくって、扇風機をつけて風に当たり、しばらくするとおさまり、今度は逆に風が寒くなり、布団をかけ直して、また寝始めます。この間、だいたい20分ぐらいです。
これを夜中に3~10回ぐらい繰り返してます。
この流れでいつも気をつけていることが2つあります。
一つ目は、扇風機をかけてる間に寝入ってしまうことがあるので、ずっと風が当たりっぱなしにならないように首を振る設定にしています。
二つ目は、長時間当たらないようにするためにタイマーを設定しています。
つけっぱなしで眠ってしまうと風邪引いてしまうので注意が必要です。
この夜中に何度も目を覚ますということが、翌朝元気な日と、やたら怠くてしんどい時とがあります。
眠りの深さが違うんだと思います。
夜中に何度起きても、眠ってる間に深く眠れてればしんどくないみたいです。
❸ホットフラッシュは、メイクする時にも襲ってくる
最初はメイク中に大量が汗が出たときには、慌てました。
慣れないので、顔中に汗だくになって、眉毛は描けないし、アイシャドーとかチークは固まった感じになるしでメイクがぐちゃぐちゃになりかけました。
この先もしばらくこんなことで悩まされることになるのかな・・・と不安がよぎりました。
が、今となっては慣れたものです。
今は、テッシュをそばに置いて、ホットフラッシュが始まって汗が出始めたら、その汗の箇所にテッシュを当てて吸い取ります。
キレイに吸い取れますので、その後普通にメイクの続きが出来ます。
もし汗が次々とあふれ出てきたら、焦らずまたテッシュを当てて吸い取れば大丈夫です。
汗が出てる時にメイクしてしまってもキレイに出来ないので、とことん汗や水分を吸い取ることに専念するのが賢明です。

(2)めまい
これは、ひどい人はひどいみたいです。
私も数ヶ月に1回、めまいに襲われます。
これは予測出来ないです。
急にフラフラしてしまうんです。
めまいに襲われる日はおとなしくゆっくりと過すしかないです。
でもそれでもなんとか普通に過ごせます。
(3)体がだるい(倦怠感)
いつも体がだるいという訳ではないんです。
たまに、やたらだるくて、体が重く感じて、しんどくて、何もする気がない日があるんです。
掃除もしなきゃいけないし、料理も作らきゃと思うけど、体がだるい日は、元気がなくて、全くやる気になれないんです。とにかく何もする気になれないって感じです。
ひどいときは、夜の19:30ぐらいに急に眠くなる日があったりします。
「え!?まだこんな時間なのに??」と思って自分でもビックリしますが、今となっては、しんどいなーと思った日は何時であっても無理をせず早寝するようにしてます。
寝るのが一番なんです、結局。
体を回復させてくれるのは、睡眠だとつくづく思います。

(4)太る
更年期は本当に太ります。
太っていくスピードについていけないほどです。
生理があったときは、やたら食欲旺盛な時期があっても、生理がきたら、その食欲はおさまってくれてリセットできるのですが、更年期は生理が来ないので、リセットされることがないんです。
食欲旺盛になってしまうと、それがリセットされないんです。
ずっと食欲旺盛なままになるんです。
更年期に入って5年経過してますが、何がつらいかって、ホットフラッシュもつらいですが、それよりも、この太っていくことが最もつらいです。
なにをどうやっても気をつけても抑えても体重が着々と増えていってます。
手強過ぎます。
過去に経験したことのない太って行き方です。
■参考商品
(5)手がこわばる
これが厄介と言いますか、この先不安な感じです。
これは、ホットフラッシュが始まってから3~4年目ぐらいから感じ始めた症状です。
よく年上の人たちから「手がこわばる」と聞いてましたが、こわばるとはこういうことかということがわかりました。
手の平をひろげると関節がちょっと痛いくて、グーにすると、これまた痛い。
どっちにしても痛い。
痛いですが、日常生活は出来る程度です。
病院に行くとか、湿布をするとか、そこまでは今のところ必要はないです。
でも、明らかに若い時にはなかった痛さが生じてます。
(6)喉が渇く
昔からご飯食べる時にお茶や水を必要としなかったし、もらっても飲むことはなかったです。
おでかけしてても飲物を飲みたいと思ったことなく過ごせてましたが、ここ最近は常にどこにいくにも飲物を持っておかないと不安な感じです。
喉が渇いたら何もないとめちゃめちゃ困る自分がいます。
世の中のおばちゃんって、だいたいお茶を持ち歩いている場合が多いですよね。
その理由がこれかとわかりました。

(7)情緒不安定になる
これは人によるみたいです。
怒りっぽくなったりイライラしやすくなったりする人もいるみたいです。
私は、昔と比べると明らかに不安がるようになってます。
何をしてても不安で、ひどいときにはただならぬ不安感に包まれてしまいます。
怖くて怖くてたまらなくなるときがあります。
でも、そんな状況になっても時間は流れていき、翌朝になり会社に行きます。
なので日々はそれなりに過すことは出来てます。

ここまでが更年期の症状のご紹介でした。
では、次は、その更年期の症状に対してどんな風に対処してきたかということをご紹介します。
44歳から49歳3ヶ月までの5年間は、婦人科で薬を処方してもらって毎日薬を飲んでました。
ですが、もう50歳手前になりましたし、一般的な女性が更年期になる年齢になりますので、そろそろ薬なしで過ごせるならその方がいいかなと思うようになり、現在、薬なしで生活してみてるところです。
では、参考として薬を飲むメリットとデメリットを整理します。
【婦人科で薬を処方してもらうメリットとデメリット】
婦人科で薬をもらうメリット
①薬を飲み始めて3日後ぐらいしたらホットフラッシュが止まる
②疲れにくくなる(いつも元気で過ごせる)
③女性ホルモンが補充できる(老けを遅らせる・骨粗しょう症を防ぐなど)
婦人科で薬をもらうデメリット
①お金がかかる(毎月2000円ほど)
②食欲が出過ぎる
③太る
今は、薬を止めてるので、明らかに食欲がおさまってます。
度々襲ってくるホットフラッシュを、うまく対処出来れば、薬なし生活で食欲を抑えることが出来るので体重増加を抑えられるかなと思ってます。
【薬を飲み続けてきてた理由】
まだ44歳で閉経というのは早すぎたので女性ホルモンが欠けるのは避けたいと思い薬を飲み続けてみようと思いました。
女性ホルモンがないとどうなるか?
・同じ年齢の人より老けて見える
・骨粗鬆症など女性ホルモンに関わる病気になる可能性ある
この2つのことは婦人科の先生から説明を受けました。
老けてみえるっていうのが、まだ44歳になったばかりの自分としてはイヤだなと思ったのでそのままほっとくのは避けたいと思いました。
今は薬を飲むのを止めて2ヶ月経ちました。
更年期の症状はいろいろとあって、心も体も忙しいですし、早く終わって欲しいと思いますが、個人差はあるものの、日常生活や仕事が全く出来ないというほどではないと思ってます。
私に更年期の症状が出始めてすぐの時に、この先どうなるんだろう?と見えない先の不安がありましたが、不安ながら、なんだかんだともう5年経ちました。
更年期の程度の差は個人差はあるようですが、女性であれば誰もが通る道です。
私が言えることは、更年期の症状が若い年齢で始まってしまったとしたら女性ホルモンが不足することによって発症する病気を避けるために、薬で補う方がいいかなと思います。
もし更年期の症状がしんどくて毎日が苦痛でつらいと感じるなら薬に頼った方がいいと思います。
これらの情報が更年期症状で悩んでいたり、不安に思ってる人のお役に立てれば幸いです。
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masami
初めまして。 1970年生まれの“女”です。 何度もダイエットを繰り返してます。40代半ばから異常な体重増加が続いており、さらなるダイエットに励んでるところです。 自分に自信が持てる体重に戻ることを夢見て、”ブサイクではない中年女子”を目指してます。
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