
20年経った私が歯列矯正して良かったと思える理由
こんにちは、masamiです。
私が歯列矯正し始めたのが、25歳ぐらいからで、終了したのが30歳ぐらいでした。
5年間矯正生活してました。
矯正が終了してから現在に至るまで、常に、何してても、鏡で歯を見るたびに、歯列矯正して良かったと思い続けてます。
今、矯正しようかどうか考えている人に体験をお伝えしようと思います。
歯列矯正しようと思った理由
顔の中心がゆがんでいるのが気になって気になって仕方なくなり始めたから
私の歯並びはどんな歯並びかと言いますと、八重歯があったんです。
その八重歯があるせいで、前歯2本が前中心になくて八重歯のある側に歯が横に移動してしまってたんです。
それが小さい頃はあまり気になってなかったのですが、大人になるにつれてだんだん顔の中心が前歯一個分ずれてるのが気になって気になって仕方なくなってました。
しまいには口が常にゆがんでいる感じに思えて自分の顔を見るたびにどんどん歯が動いて行ってる感じがして怖くなってました。実際、小さい時と比べて歯は移動してたと思います。
周りの人たちは、八重歯がかわいいとか言ってくれてましたが、かわいいとは思えませんでした。
八重歯に口紅がつくか八重歯が擦れる唇の部分の口紅がはげてたのが格好悪かったから
これも嫌でした。
特にお化粧をするようになってから不都合を感じ始めました。
高校3年生終わりまではうっすら色のつくリップぐらいしかつけてなかったので、このことには気づかずに過ごせてたのですが、大学生になって、濃い赤とかショッキングピンクとかきれいな色が流行ってる時代だった時に、気づいてしまいました。
キレイに真っ赤な口紅を塗ると、笑うと口を大きく開けてしまい、その時に八重歯が唇に擦れます。擦れた八重歯に真っ赤な口紅がべっとりとついてしまうんです。歯に口紅が付いてること自体、すぐに取らないと格好悪いですし、八重歯の口紅を拭き取って、鏡で顔を見ると、八重歯の擦れた部分は見事に口紅が取れてるんです。口を閉じたら滑稽な唇の状態になるんです。
この繰り返しをしてました。想像するだけで嫌な感じでしょ。嫌でした。

そして、毎回口を大きく開けて笑うたびに八重歯が唇に擦れるので、だんだんと擦れた唇の部分の水分量が減ってくるんです。乾いてしまうんです。
結果、大笑いし終わって口を閉じる時に唇が八重歯に引っかかって口が閉じれないんです。
慌てて舌でぐるりと八重歯のところをなめて唇が下りるようにするか、手で唇をつかんでおろすか、どっちかをしてました。今久々に思い出しただけでもゾッとします。二度と戻りたくないです。
口を開ければ閉じるという普通のことが出来てなかったんです。
口を開ければガチャガチャした顔の印象なのが嫌だったから
芸能人は、だいたいの人が歯並びをキレイにしてます。
歯並びが悪かった人でも、前歯の上の歯を6本だけ差し歯にしてるか何かしてキレイにしてる人が多いです。
そうする意味がよくわかります。
歯並びが悪いと、いくらキレイに化粧しても、頑張ってオシャレをしても、何しても、なんか残念な印象になるんですよね。完成度を上げたくても上がらないと言いますか、なんかそんな感じなんです。
実際、私の周りにもいます。
顔はものすごく美人さんで、口を閉じてたらイイ雰囲気なのに、口を開くと一気に残念な印象になってしまうんです。
歯並びが良くないんです、その人。
また、逆の人もいます。
顔は痩せてるから骨骨しい顔をしてて、歯並びもガチャガチャだった人がいたんです。
でもその人は、矯正をして、今はめちゃめちゃキレイな歯になってて、整形手術なんてしてないのに洗練された印象に変身したんです。
その人の矯正前から矯正後の現在も知ってるので、矯正の効果ってすごいなといつもその人を見る度に感じさせられてます。

歯が磨きにくからすぐ虫歯になるし歯が汚くなっていくから
これも嫌でした。八重歯が一番ひどいですが、八重歯のせいでそれ以外の部分の歯並びも悪かったので、本当に虫歯だらけでした。
奥歯なんて、神経を抜いてる歯なんて3~4本ぐらいあったんじゃないかなと思います。
なので、神経を抜いた歯でも矯正できるのか質問したのを思い出しました。
大丈夫でしたけど。
口が元々小さいから永久歯が生えてくるときに十分な場所がなくて、結果、少しずつ重なって生えてしまったり、ガチャガチャとした歯並びになってしまうんだということを言われました。
毎日頑張って磨くけど、どうしても磨けない場所があちこちにあるもんだから、歯と歯の間に虫歯が出来てる箇所もありました。
歯もきちんと磨けないから茶色くなってしまってどうしようもない歯だらけでした。
汚い歯が白くなるわけでもないから矯正してもいまいちキレイになれないんじゃないかなと思ったこともありましたが、最後は、歯並びが悪い、歯も汚い・・・だったら目も当てれないと思い直し、歯が汚いのは後から考えるとして、とりあえず歯並びをキレイに正すことをしてみようと考え直しました。
硬いものを食べた時にちゃんと歯に力を入れて噛み切ることが出来なかったから
これは、なかなか気づけてなかったのですが、友達と歯ごたえのある肉を食べに行った時に気づいたんです。
みんなは美味しいと言って勢いよく食べてたのに、私だけが噛んでも噛んでも噛み切れなくて顎が疲れてしまって美味しいという気持ちになれなかったんです。
で、よくよく考えると、みんな口が大きいか、歯が丈夫か、歯並びがキレイか、そんなんだったんです。
みんなと同じものを食べたことで自分の歯はきちんと整列してないから上の歯と下の歯がしっかりと噛みあってなかったから咀嚼出来てなかったということに気づいたんです。
矯正に関しては、母親もずっと気にしてたんです。
私以上にずっと気にしてたのを覚えてます。
当時は、矯正代は、分割が出来ないのが普通で、カードで支払うことも出来なくて、まとまったお金を現金で支払うのが普通だったんです。
そんな大金はないというのと、歯並びが悪いのは緊急の病気でもなく贅沢なことでもありました。
今でもそれは変わらないと思います。
それと、やはり矯正中の装置によって色気も何もない顔になるのも抵抗がありました。
そんなこんなでお金もないただでさえ不細工なのにもっと不細工になるのが嫌で学生中は諦めてました。
そして、社会人になり、何となく貯金もし始めてて、昔はまだ景気良かったのでボーナスというものももらえてたので、ある程度のお金がたまった時期があったんです。
その時に、「よし!矯正しよう!」と思えて、地元で有名だった矯正歯科に母親も一緒に行き、話を聞き、矯正する決心をしました。
社会人3年目に入った時でした。
矯正装置と矯正費用
矯正装置は大きく3タイプありました。
❶装置に色がついてていかにも矯正してますというタイプ
これは、私の時も一番安かったです。
でも長年装着しておくことを考えると、いくら安いと言ってもみんなの目が矯正装置に行くと思ったので、このタイプはやめました。
でもそんなのを気にしない人とか、人と会う機会が少ない人とか環境が都合良かったり自分の気持ちが許すなら、これはお値打ちだと思います。効果は同じですしね。
❷裏につけるタイプ
これは、一番いいなと思ったタイプでした。舌が装置について痛かったり違和感があると説明がありました。
違和感があったとしてもそのうち慣れると思いましたし、長年つけっぱなしをすることを考えたらかなり魅力的でした。
でもこれは値段が高かったんです。
当時20年前ですが、いかにも矯正というタイプの3倍の値段でした。
しつこいですが、効果は同じです。
それを考えると、そこまで矯正にお金かけるのもな~・・・・と思いました。
❸前の装置だけ透明のタイプ
値段は、いかにも矯正<このタイプ<裏に矯正でした。
当時の値段は、一括現金支払いのみで80万でした。
私はこのタイプにしました。
今思うと、あと60万出して裏につけるタイプをしてたら、もっとキレイな歯並びになるまで我慢して付け続けれてたかも・・・と思ったりします。
でも、やってみてないからわからないですが、裏に着けるので、歯がキレイに磨けなくて虫歯が出来てたかも知れないですし、どうだったのかな?って感じです。
ちなみに歯の矯正中は歯の治療は出来ません。
装置があるので治療できないんです。
なので、矯正前に歯の治療をきちんと完璧に済ませておく必要があるんです。
矯正スタートするまでにすること
矯正する時って、すぐにし始めたいところですが、すぐには出来ないんです。
いろいろと準備が必要なんです。
これが当時面倒くさいなと思ってました。
でもやるしかないのでやりました。
❶歯の治療
さきほども書きましたが、矯正中は歯の治療が出来ません。
なので、しっかりと全ての歯の治療を終えておく必要があります。
なので、私はこの治療で結構な月日を費やしました。

❷歯の抜歯
歯並びが悪い原因が、歯が生えるスペースが少なかったからなんですよね。
ということは、矯正でキレイにしようと思ったら歯を少なくする必要があるんです。
私の場合は、少し顔を出してる親不知を3本抜いて、歯茎の中に眠っていた親不知1本の合計4本全て抜きました。
横に眠っていた親不知は、普通の歯医者さんでは抜いてもらえなくて、わざわざ遠くの紹介された病院に行って抜いてもらって歯茎を3~4針ぐらい縫われました。そして後日もう一回いって抜糸してもらいました。
そして、さらに八重歯の下に生えてた汚くなってた歯も抜きました。
八重歯の下の歯を抜いて八重歯を矯正装置によって徐々におろしていく計画でした。
ということで、矯正するにあたり、合計5本の歯を抜きました。
❸最初の歯の検査
これは約10万かかりました。
この検査によって、私の歯の状態すべて確認されます。
レントゲン撮ったり、写真とったり、歯型を取られたりいろいろされました。
当時はこのお金も現金での支払うのが普通でした。
ここまでして、やっと矯正スタートになります。
矯正スタートしてからの現実
❶毎月1回、ワイヤーの取り換え
このワイヤーの取り換えによって締めなおされます。なので、力が歯にかかるので痛いです。
痛いんですけど、この力によって歯が動いてくれるわけなので、痛いという気持ちよりもキレイになれることへの気持ちが勝ってました。
❷食べれないものが出てくる
歯に矯正装置がついてるので、咀嚼する時に力がうまく入らず痛いんです。
一番食べれなくてビックリしたのが千切りキャベツでした。
矯正中のキャベツは無理でした。
また、ネギとかニラとかもやしとかも厄介でした。
装置に引っかかって大変でした。
なので常に歯ブラシセットは持ち歩いてました。
舌で取れない時はトイレに行って歯磨きして取り除いてました。

❸カラオケの歌い方に最初だけ悩む
装置があるので、やはり違和感はあります。
でもすぐに慣れます。
私の場合、当時、カラオケが大好きだったので、最初うまく歌えないとなった時にかなり落ち込んだのですが、何回か歌ってるうちに大丈夫になりました。
余計な不安でした。
矯正してる5年間
いざ、スタートしてみると、少しずつ歯が動いていくのがわかるので、歯に挟まるのが面倒くさかったり、口を閉じる時に装置が邪魔して閉じにくかったり、キャベツが食べれなかったりしたけど、でもそんな不都合よりもキレイに並んだ歯になれる楽しみの方が勝ってました。
だから頑張れたんだと思います。
私の歯並びは、普通の人よりかなりひどかったみたいです。
なので、先生から最初に普通の人だったら3年ぐらいだったり、3年かからずに終わる人もいるけど、私の場合は全体的に根っこからしっかりと移動させていかないといけないから5年ぐらいかかると言われてました。
最初は「え!?5年!?」と思いましたが、最初に5年ときっぱりと言ってもらっててよかったです。
最初から5年って言われてたので5年経つまでは期待せずに過ごせました。
しいて言うなら、長期戦なので、今言えることとしては、
1ヶ月に一回通うので通いやすいところになる矯正歯科がいいと思います。遠かったり、不便な場所だったりすると結構うんざりします。
キレイなところがいいと思います。汚いよりキレイ方が気分がいいですし、古いところより新しいところの方が設備も整ってるので良いことが多いです。
あとは、今は費用を分割で支払えたり、カードで支払えるところがあるので、そういうところを選ぶ方がすぐに始められるのでいいと思います。
結構、矯正しようかどうか悩んで、やめてしまって、年数経ってから後悔してる人もいるので、決意が鈍らない気持ちが熱いうちにやり始めれる環境のところがいいと思います。
矯正前と矯正後の比較
私は本当に歯が汚かったのであまりキレイではないですが、歯並びはキレイになりました。
<ビフォー>
こんないガチャガチャでした。
あちゃー!って感じの歯並びでした。ひどい・・。
<アフター>
何度も言いますが、歯は汚いです。
でも歯並びはキレイになりました。
奥歯が汚い・・。
仕方ないけど。でもキレイに並んでます。
まとめ
冒頭にも書きましたが、5年かかりましたが、今でも鏡を見るたびに、歯並びが悪い人を見るたびに矯正して良かったと思ってます。
年取るごとに肌は老けていき、いろいろと汚くなっていきます。
歯並びが悪いままだったら、もっと汚くなってて、常に手で口を隠しながら過ごさないといけないところだったと思います。
ぜひ、矯正しようかな~どうしようかな~と悩んでいるのであれば、20代30代はもちろん、40代前半までであればやるべきです。
今は寿命が延びてます。
それを考えてもまだまだ生きることになります。
健康に過ごすためにも楽しく笑ってすごすためにも強くオススメします。
最後に関西のオススメしたい矯正歯科をお伝えして終わりにしたいと思います。
矯正についての相談は無料です。
相談したら矯正しないといけないと思ってる人が多いですが、全然そんなことないんです。
ぜひ、まだ見ぬ素敵な自分との出会いをイメージして行動してみてください。
masami
初めまして。 1970年生まれの“女”です。 何度もダイエットを繰り返してます。40代半ばから異常な体重増加が続いており、さらなるダイエットに励んでるところです。 自分に自信が持てる体重に戻ることを夢見て、”ブサイクではない中年女子”を目指してます。
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